集会願い

読み

  • しゅうかいねがい

内容

旧「筑波大学学生規則」第16条、現行の「国立大学法人筑波大学学生の活動に関する法人規程」第9条に定められた、学生が筑波大学内で集会を行う際に必ず事前に学長に提出しなければならない書類。
団体責任者と顧問教員(またはクラス担任・指導教員)の氏名(自署)・所属・連絡先や集会の名称、目的、参加人数、場所・日時など仔細を事細かにを記入する必要がある。
提出先は「学長」となっているが、その事実上の決済は学群学生部学生生活課、または団体責任者の所属支援室の学生生活担当が行っている。

なお、集会願いに限ったことではないが、この種の届出は提出する部局、担当者によって対応が異なることがある。

「集会(集団示威行動を含む)」との文言から、学園紛争時のデモや行進を想定した規定であるがわかる。しかし、ここ最近ではそういった集会が行われた事例はほぼ(聞いたことが)ない。
学内の広場、教室を占用するためにこの書類が必要なため、「集会」には学内での演奏・ステージ、学群棟教室の授業以外での占用(サークルの練習やミーティング)なども含まれると考えられる。また、募金・販売などについても集会願いの規定を準用することとなっている。

学園紛争が記憶に新しかった時代では「二人で世間話をするのも集会か?」というブラックユーモアがあったらしい。
一応、大辞林によると集会とは「多くの人が、共通の目的をもって、ある場所に集まること。また、その集まり。」と書かれている。
ということは、この定義をそのまま当てはめると、当然「BBQ」や「花見」のようなイベントはもちろん、みんなどこかに遊びに行くので図書館前に「待ち合わせ」するだとか「卒業生を祝福しに大学会館前に集まる」ということも「多くの人」が「共通の目的」をもって「ある場所に集まる」ので、集会ということになる。
逆に一人での座り込みのような、単独示威行為は集会ではないということになる。

これ以上は追求すると百害あって一理もなさそうなので、やめておく。
とにかく施設や場所を使う時は常識の範囲で管理者に許可を取れということなのだろう。その程度のものであれば、むしろ教育的意味のあるものなのかもしれない(?)。

ちなみに日本国憲法には「集会の自由」として「多数の人が共通の目的をもって一定の場所に集合する自由」という基本的人権が保障されているらしい。

なお、当然このご時世、職員が学生をいちいち監視しているということもないため、出そうが出すまいが鍵さえ空いていればその場所は事実上使えるし、無断で使用していても授業などに支障をきたさない限り問題になるケースはまずない。
ただし、土日などは集会願いを出していないと教室を空けてもらえない。

また、体育施設の利用は集会願いではなく「体育施設利用願い」を体育センターに提出する。

このような書類の提出義務があることから「筑波大学は管理された大学だ」という声も聞かれるが、似たような規定は壮絶な学生運動を経験した東京大学にもある。(http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_menu.html、参照)

ただし、相違点として筑波大学では、学生が特定の政党や宗教団体の活動を目的とする集会は行ってはならないとされている、「集会」の実施の際には教職員の指示に従うことが義務付けられる、学長に「集会」の禁止・解散命令権がある、といったことがある。

2005年には国際総合学類の有志による自衛官の講演会が国際総合学類長の判断で自粛に追い込まれている。

「旧学生規則」
(開催の許可)
第16条
学生又は学生の団体が、学内において集会(集団示威行動を含む。以下同じ。)を開催しようとするときは、あらかじめ責任者を定め、所定の学生集会(催)願を開催の5日前(休日は期間に算入しない。)までに学長に提出し、その許可を受けなければならない。
2 前項の学生集会願を提出しようとするときは、あらかじめ当該集会を開催しようとする場所の使用について当該場所の管理者の承認を得なければならない。

「国立大学法人筑波大学学生の活動に関する法人規程」
(集会の開催)
第9条
学生又は学生団体が、学内において、集会(集団行進及び集団示威行動を含む。以下同じ。) を開催しようとするときは、あらかじめ責任者を定め、別に定める学生集会(催)願を事前に学長に提出し、その許可を受けなければならない。

このページは書きかけです。さらなる加筆、修正を望みます。

執筆者

  • やまもも?

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Last-modified: 2006-03-21 (火) 22:39:00 (4057d)